お役目

田舎道を散歩していると、農家の犬たちに吠えられた。
彼らは農家の牛や羊たちを守る番犬だ。
彼らの今世でのお役目は「農家の動物を守ること」。
犬の場合は飼い主である人間に与えられたお役目だ。
決して自分でやりたくて番犬になったわけではない。
仕方ない。せいぜい好きでやっていてほしいものだ。

そして人間にも今世の「お役目」がある。
私が思うにお役目とは、前世から引き継がれてやり遂げるべき事。
何か魂的に成長すべきこと。
個人のためではなく、人々、地域、国、地球、宇宙のためにするべきことだと思う。

さて、どうやってお役目を見つけるか。
ピピっとこれがお役目だ!と確信して仕事でもできればよいが、なかなかそうもいかない。

先ずは自分の才能を見つけるのが良い気がする。
才能はお役目を果たすためにあるのだと思う。
そして誰にでも才能はある。
例えば、時間を忘れてしまうほど没頭してしまうこと。
人からやたらと褒められること、そして自分の行動を振り返れば「これ才能かも」と思う場合もある。

そして、他人の才能はどうだろうか?と例えば友人の才能を探してみる。

友人は人の話を良く聞くことができる、そして的確なアドバイスをする。
そんな友人がいたとする。

実は友人の才能を見つけること、それは自分の才能と転写できるのだ。
友人に自分と同じような才能があればそれを容易に見つけることができるということだ。
友人同士で才能見つけごっこをすれば面白いかもしれない。
お役目探しごっことも言える。とても奥深い話になるだろう。
今世で知り合ったのは意味があるのだから。

余計な思考を止めて、心落ち着かせて、今やっていることが、今世のお役目かどうか時には自分に聞いてみようと思う。






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