意識にないものは見えない

先日、外は雪交じりのとても寒い日に、友人が仕事場の受付らしき写真を送ってきた。

「寒いのでお客さんが来て、なかなか帰らないから困っちゃう」
そんなメッセージ。
私は「ま、外はマイナスだしお客さんも寒さしのぎ、あわよくばお茶でも飲みたいんじゃない?」と普通に返事をした。
ところが、それに対しての返事はなし。無視された。

数日後、その友人に「寒い日に来たお客さんの相手をしてあげたの?」
と聞いてみると、どうやらお客さんとは人間ではなくオフィスに入ってきてしまった「鳥」の事だった。

そして写真をよーく見ると、確かにオレンジ色の鳥さんが写っていた。
私は最初に送られてきた写真はちらっと見ただけで、私の目には鳥さんの存在は全く写らなかった。

意識していないということは目にも入らないのだ。

しかし、一度鳥さんが存在していると分かると、見るたびに鳥さんが最初に目に飛び込んでくる。この違いはなんなんだ!

個々の人間の目に見えるものは、「こうに違いない」というような、個々の概念によるフィルターがかけられてしまう。
自分の概念色眼鏡で光景を見ているということだ。

そして思考も同じく。
この人は「こんな人に違いない」というフィルターをかければ真のその人は隠れてしまう。

要は意識のフィールドが狭いということだ。

どうやって意識のフィールドを広げるか。

それは、
目に見える物質的に存在する物、人間だけではなく、その物、人間を作ってきた「背後にある存在、それらの歴史」にも意識を向ける。

そして意識を向けた背後の存在から時空を超えて、パワフルなエネルギーをもらえるのだ。。
自分の向けた意識と同じ周波数のエネルギーをもらえるので、あくまでもポジティブに意識することが重要だ。感謝や愛の念がよいだろう。

少し話がワイドになってしまった。

とりあえずは、心をニュートラルにして落ち着いて素直に物事を見る。
思い込み、概念を捨てる。
それが正道に近づく道だ。

分かっちゃいるけど。。。

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